埼玉県IoT推進ラボ連絡会議は、行政機関や支援機関、金融機関が集まり、県内中小企業のIoT活用を支援するために発足しました。

長島鋳物株式会社

  • HOME »
  • 長島鋳物株式会社

設備更新に併せて、自らの創意工夫で鋳物工場をIoT化
長島鋳物株式会社(川口市)

事例概要

設備の更新に併せて、システムやセンサなどを組み合わせて、鋳造ラインを自動化。

企業概要

企業名:長島鋳物株式会社
住所:埼玉県川口市仲町2番19号
電話番号:048-252-4391/ FAX:048-252-4393
資本金:2,880万円
従業員:140名
事業概要:公共水道用マンホール蓋の製造・販売

課題と施策

◆課題◆
製造するマンホール蓋の仕様が一品ずつ異なることもあり、同社の生産方式は多品種少量生産となっている。その為、納期を守りつつ、製品品質を持続的に担保するには、熟練作業者の勘やスピード等の経験知やノウハウが不可欠であり、その経験知やノウハウをいかに継承・改善していくかについて課題を感じていた。
また、マンホール蓋の製造の際には、多種類の木型や金型などが必要となるため、人手によるそれらの管理作業が複雑化し、費用と労力がかかっていたことも課題であった。
◆施策◆
シーケンサ等から取得できる各生産設備の動作データ等を取得し、生産管理上の注文情報と紐づけることで、情報を一元化する仕組みを開発した。これにより、モバイル端末や大型ディスプレイなどを通じて、稼働状況などをリアルに把握可能となるとともに、人力であったシステムへの各種入力作業等を自動化した。
また、「地域工場・中小企業等の省エネルギ―設備導入補助金」を活用して生産設備を更新するタイミングと併せて、製造現場のIoT化を実現した。具体的には、電気炉や注湯機などにセンサーのデータを取得・管理可能としつつ、最適な湯が自動で注湯される仕組みを構築した。

期待効果

開発した仕組みにより、注文からダイレクトにつながるため、様々な工程でタイムロスや作業負荷を減らすことができた。例えば、従来、生産数等を作業員が現場で紙に記録しておき、作業終了後、残業してPC等にデータ入力する必要があったが、それら作業が自動化してタイムロスが減るとともに、労務環境という観点でも大きく改善された。
また、これまで人手で行っていた注湯中の温度測定は、危険な作業であることもあり、頻繁に行うことが出来なかったが、遠隔からのリアルタイムな温度監視が実現したことにより、各工程の状況を踏まえた細かな温度設定が可能となった。これにより、無駄な電気代を削減するとともに、電気炉を過度に高温状態にしておく必要もなくなり、炉への負担・損傷も軽減することができた。
さらに、蓄積したデータを分析することで、例えば「この製品であれば、この温度で製造しなければならない」等の熟練作業者の経験知をデータから導くことが出来るようになった。これにより、製造の自動化をしても、継続的な製品品質を確保することができている。

支援企業

お気軽にお問い合わせください。 TEL 048-621-7051 受付時間8:30 - 17:00 (土・日・祝日除く)

PAGETOP
Copyright © 埼玉県IoT推進ラボ連絡会議 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.